上村典子『うた読む窓辺、うた待つ海辺』

1990年代から現在へ——現代短歌を論じる散文集

窓辺に今日の〈うた〉を読み、海辺に明日の〈うた〉を待つ。

自らの作歌体験を踏まえ、的確かつ怜悧な筆致によって短歌の諸問題を真摯に論じた待望の書。(帯より)

[目次より抜粋]
ことばの境界
亜麻の花——中城ふみ子の歌
舞台にのった言葉たち
こごえる人——内藤明歌集『海界の雲』評
自在さと奔放——玉井清弘歌集『清漣』評
俯瞰、遠景近景——小池光の日常詠
峻烈のひと——追悼 武川忠一
『きなげつの魚』を読む
批評精神の芯にあるもの
迎え読みの連鎖
「父」の戦争と黙契