日誌(2019年1月10日)

2019/01/10

 歌書の打ち合わせのため某市に赴く。いつもせせこましい風景の中で生きているので、沿線の山々や田畑の景にしばし心を奪われる。昼食を御馳走になり、貴重な歌集やお菓子をいただく。深謝。高橋希人、大屋正吉、高橋荘吉などについてお話が出る。私もこれらの方々の作品が好きである。高橋希人は「創作」選者、大屋正吉は吉植庄亮亡き後の「橄欖」を編集発行し、高橋荘吉は「沃野」の大番頭であった。いずれもいぶし銀の歌人、大人の風格を持つ歌人だろう。若いのにさすがによく知っていると褒められて恐縮する。良書となるよう最大限努力したいと思う。
 ただし、体調が悪い。今年一番の寒さだとか暑さだとかいう日は必ず病んでしまう。身は肥えているくせに病弱である。
 ネットでそれなりに古い歌集をいろいろと安く買う。戦前の歌集ばかり読んでいてもと思い、気分転換のため今回は戦後以降のものを。主に自分の作歌のため、自分好みの歌人の詠歌を読むためである。地味な人の歌集ばかり買う。昭和末期や平成初期の歌集がなかったり、高かったりする。どういうわけなのだろうか。まだ歌人の書庫に眠っているということかもしれない。それにしても、名前はあげないがすばらしい歌人達がいたものだと思う。